不思議の国、ドイツ?
Aloha-! 9日間のドイツ旅行から無事生還で
す。いやぁ、初ヨーロッパ良かったですぅ。
何か色んなカルチャーショックがありました。
今日はそんなドイツレポート&ドイツの前に
2泊したLAレポートもチョット入れますね~。
10月19日(木)、私の誕生日の翌日にジョンと
一緒にLAへ向けて出発。前日まで忙しくしてた
私達は少々お疲れモード。これから楽しい旅に
なる筈が少々不安もあり・・・。機内では隣で
ジョンがしきりに鼻をかんでました~(苦笑)
夕方LAに着くと、叔母が迎えに来てくれており
そのままダウンタウンへ直行!ホテル・ニュー
オータニに宿を取って貰っていたのです。
叔父もすぐに合流して、しばらくは食べられな
いであろう日本食でDINNER!(鉄板焼きぃ)
コースを選択し、モグモグ・・・。
いやぁ、美味しかった~!と満足
し、早々に床に就いたのですが、翌朝に
なると・・・。う、身体がダルイし、喉も痛いし、
咳も少々。やっちゃいました、私?
ならば速攻ドクターへ行っちゃおう。
丁度ダウンタウンLAに、私が行けるドクターが
いたので訪問すると“こりゃ喉が真っ赤だな。
ダルイでしょ。明日はロングフライトなら、点滴
しておこう!”って。げ~、ドクター私これから
ジョンをユニバーサルスタジオに案内しなくちゃ
なんですぅ。既にチケットも買ってあって・・・。
点滴どれ位かかるんだろ?え、一時間半?
それって一時間になりませんか?
看護婦さん、どうにかお願いぃぃ。
ってことで、何とか一時間の点滴を終える
と・・・もう1時じゃん!!
これから処方箋の薬を貰い何か食べてから
出発しないと・・・死んじゃうわ。
私を待っている間、ジョンは地図も持たずに
ダウンタウンLAを散策。おいおい、ハワイとは
違ってちょっと路地入るとヤバイんだぞぉ。
歩いててその雰囲気だけはしっかりと察知した
模様で、即そのエリアからは脱出したよう
です。ったくもう、危ないヤツめ・・・。
その後、何とかユニバーサルスタジオへ!!
トラムに乗込むまでに40分待ちでしたが、これ
逃したら来た意味ないもんね~。とにかくまず
トラムでスタジオ巡りへ。ジョンはメインランドも
初めてだったので、結構ENJOY!
撮ってみました~。
この日はハロウィン・ナイトという
特別なイベントがあった為、私達は6時に追い
出されてしまいました。たったの3時間・・・
でもまぁGOODです。
その後友人夫婦が迎えに来てくれ、ハリウッド
のチャイニーズシアターに、お上りツアー!
で、30分の内部観覧ツアーあり!
やっぱりこういう写真は
撮らないとね~(苦笑)
この日は点滴をした
って事もあり、DINNERを食べそのままホテル
まで送って貰いました。
そして翌日はいよいよドイツへ向けて出発!
まずはワシントンへ飛ぶ筈が・・・空港へ行くと
私達の便がキャンセルされているではありま
せんか!マジでぇ~?困るんですけど~。
大丈夫、アメリカは飛行機を山手線状態で
使ってますから、すぐに振り替えてくれました。
行き先はシカゴになり、そこからフランクフルト
行きの便に乗り換えることに・・・。はぁ、初っ端
からやってくれますなぁ~。で、翌日の朝には
無事フランクフルトへ到着しました。今年W杯
開催したので、かなり色々と整ってましたね。
入国審査、どうするんだろ?って思いましたが
Hiって挨拶して、パスポートを見て、私の顔を
チラッと見て、スタンプ押したらオシマイ。
えっ、何日滞在するとか聞かないのぉ?
ま、いっか・・・無事入国出来たんだしね。
出口には、ジョンの叔父さんと従姉妹のダニー
が娘二人を伴ってお出迎え!ハグハグの嵐を
かいくぐり、何とか駐車場へと歩き出す。
彼らあんまり英語は得意じゃないって聞いてた
けど、ダニーは一生懸命学校で習った当時を
思い出して英語で話しかけてくれました。
いやぁ、すっかり私ったら外人でしたわぁ~。
空港を出るとすぐにアウトバーンです。
そう!あの無制限速度の・・・とは言うものの、
近年は事故も多いので、車の多い地域は
120km制限とかあったりします。ある程度
郊外へ行くとぶっ飛ばしてもOKのエリア。
そこじゃ、私達の車が140Kmで走ってるのを、
ビュンビュンと追い抜いて行くベンツやBMWや
アウディを目撃。でも皆マナーは良いので、
事故りそうな気がしませんでした。
でもやっぱり、安全運転第一ねっ!
さて、今回は叔父さん宅へ宿泊させて貰う事に
なっていたので、そのままおうちへお邪魔様。
叔母さんが出迎えてくれ、又も熱烈な歓迎!
午後からは、お父さんも合流。お土産を渡した
りして、何が何だか?なうちにあっという間に
夕方になり、今日が終了しちゃいました~。
今回は観光目的じゃなくて、お爺さんの80歳の
お誕生日を祝う為&私のお披露目って事で
いきなりどこかへ連れて行け~なんて言えない
わけです。で、翌日はお爺さんに会いに行き、
それから電車に乗ってカールスルーエという
街に出ました。ヨーロッパが初めてな私は、
見る物全てがメルヘンの世界です。
街のそこここに歴史の重さを感じました。
街全てが文化遺産って感じです。
では、ここからは1日ずつ説明
してると膨大な量になっちゃうので、写真を
見ながら説明をしていきましょう。
まずは・・・これからっ!
街です。カフェが至る所にあって
人々はおくつろぎモードでした。
あ、ドイツは喫煙OKな国なので、カフェでも
煙ったかったです。女性の喫煙率も結構高く
至る所でふかしてるのを見かけました。
が・・・ここもしっかり石畳です。
この街から20分位の所に、今は
動物病院になってるお城があったので、
立ち寄りました。ドイツはリサイクルに徹して
いるので、お城だって何にでも使っちゃうん
だな~。でも動物病院ですよぉ!
ちょっと想像出来ませんよね?
動物病院ですぅ。
私達が滞在した街
でも築100年の家を堂々とリノベートして
普通に使ってました。凄いっ!
タクシーはベージュって決まって
いるそうです。
都バスみたく普通に走ってます。
パトカーだってベンツ。
凄い配色だけど・・・(笑)
では、9日間の滞在
でのハイライトを一気にご紹介っ!
ハイデルバーグって聞いたことありますか?
ここは街が16世紀から変わってないんです。
このエリアにある一番古い建物は1500年代
に出来たもので、今はホテルになってます。
どうですか、堂々としててね。
圧倒されちゃいますよ、本当に。
橋もこんなですよ。
日本で言ったら
京都の嵐山とか・・・
そんなかな。
もう・・・あんまり軽々しく物が言えない状態に
なって来て、とにかく驚嘆するばかりでした。
そして駄目押しに訪れた古城跡がこれっ!
色んな歴史を経て
結局再建されないまま。
でも話しのスケールが大きいのなんのって!
召使だけで、500人とか・・・200年建て増し
続けられたとか・・・。溜息が出ちゃう。
お城の塔、壁の厚さはナント
7mもあるんですって・・・。
それを破壊するのもかなりの
労力だったと思うけれど。
中世のお城・・・圧倒されっぱなしでした。
プリンセスは毎日こんな景色を
見ながら優雅に暮らしていた?
この裏手には3層からなる庭園もあり、
それは優雅な暮らしをしていた事を容易に想像させて
くれます。
上の写真で見下ろしていた街の
一角にある教会も堂々たる佇まい。
中もまた中世一色でした。
ハイデルバーグはとにかくもう一度行きたいな
と思った街でした。
もっとゆっくり見たかったです。
当地ではクリスマスは特別なもの
なので、その祝い方等も日本とは全く違って
おり、かつ民芸品の様なオーナメントが何種類
もあったりして、1日じゃとても足りないくらい。
ミュージアムも隣接していて、その歴史と共に
今日のドイツのクリスマスを学ぶ事が出来たり
話しは変わって、
今回ドイツで走る
事も楽しみにしてた私です。滞在している家
から3分も走らないうちに、こんなに見事な
田園風景が広がってます。その中を気持ち
良~くジョグしましたぁ。ドイツのアスファルトは
どんなかな?と思っていましたが、案外日本と
似ていたようです。走った後や翌日は何とも
ありませんでしたから・・・。
という地名はご存知?W杯で有名
になったと思うのですが・・・。
ここはブラックフォレスト(黒い森)
に面した、温泉リゾート地でもあります。
黒い森の意味はこの森が緑豊かで、その緑が
とても濃くて上空から見ると黒く見えるから
だそうです。
そんな当地では温泉療養施設や、カジノまで
あります。こちらのカジノはラスベガスと違い、
正装しないと入場出来ません。それ程までに
フォーマルな大人の遊び場なんですね。
だから本当のお金持ちしか遊べないってこと。
(トホホ・・・)
さて、だいぶ長くなってますんでそろそろ終わり
にしようと思うのですが、もう一度きちんと紹介
したいのが、カールスルーエにあるお城。
ここはやはり15世紀辺りから立て始めて色んな
職人さんが引き継ぎに引き継いで建てて
行ったんですが、不幸にも戦争で爆撃を受けて
しまい現在は再現された物が博物館となって
いるんですね。
紅葉がとても綺麗で
ハワイでは味わえない
郷愁感・・・しんみり。
あっ!最後の最後にもう一つお城を・・・!
これも郊外にあるお城なんですが、名前が
出てこないぃぃぃ。(すみません!)
やっぱり戦争で焼き尽くされてしまい、再現
されたもの。でも、内部もしっかり再現されて
いて、凄く綺麗でした。もうね、天井のアート
が、これでもか!ってくらいに優雅で、そして
かつ繊細なんですよね。一つ一つ職人さんが
確実に再現してますから・・・。
しまいました・・・!
金色の所は本物の金を使って
いるそうですよ。
このお城は、戦争の時に爆撃しないと約束
されていたにも関わらず、結局爆撃対象に
なってしまった悲劇のお城です。当時の写真が
残っていましたが、お城の外枠以外は全て
灰と化していました。無残なものです・・・。
人の命だけではなく、貴重な文化遺産も奪う
戦争は、絶対に止めないと!って思いました。
今回の渡独目的の、お爺さんのお誕生日を
祝う件ですが、遭遇した人数が多く、自己紹介
していたら写真を撮る暇がなかったので、特に
何を書くと言う事もなく・・・すみません。
とにかくあっという間の9日間、初めてで勝手も
分からない私を暖かく迎えてくれたファミリーに
感謝しつつ、今日はこれにて終わります。
長い時間読むの疲れたでしょう?最後まで
読んで下さって有難うございます。Mahalo-!
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コメント
ドイツは高校の同級生が留学してました
彼女も同じような光景を見ていたのかなぁ~って
想像しながら読んでましたよ
本当に 不思議の国、おもちゃのような街ですね
観光の楽しそうな一面
でも 走ってるマイリィさんが一番光ってるッ
そんな印象です
ドイツでも やはり・・・ですね☆
投稿: つばさ | 2006年11月 4日 (土) 21時27分
マイリィさん、とっても素敵なブログでした。
ドイツというと東西の冷戦とか、太平洋戦争とか、
戦争とは切り離すことのできない歴史を歩んできた
国だと思うのですが、歴史も古く、世界史の中心で
あったり、なかったり、波乱万丈な国ですね。
思わず、一気に読んでしまったのですが、すこしづつ
また、写真など見させていただきます。マイリィさんも
ジョンさんもとっても素敵です。
投稿: natsunatsu | 2006年11月 3日 (金) 07時00分