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2011年2月12日 (土)

映画“毎日かあさん”に思う・・・①  ~彼と私のもうひとつの闘病記~

Aloha-! 日本では先週末25日から映画“毎日かあさん”が公開になりましたねmovieこの映画、もと夫婦のキョンキョンと永瀬さんが共演していることでも話題です。ハワイにいる私はまだ観ることが出来ませんが、6月の帰国時にはDVDをゲットできるかなと期待してます。いや、どうしても観たいのです!何故かと言うと・・・そのわけを今日から少しずつ書いていきたいと思いますpencil

本当は書くのを迷ったのですが、いつも元気で楽しいことばかり書いているけど生きていたら楽しいことばかりじゃ無いよね!って思ったら、今回は自分の中でのけじめの意味でも皆とシェアしてみようと思ったのですpaperでも私1人で決められることではありません。ジョンのプライベートな部分も書くことになるので、ブログに載せるかどうかは彼と真剣に沢山話し合って決めました。このブログへ書くことは単なる私達が過して来た事実だけではなく、同じような状況に陥っているような人達の参考になるように感情的に書かないということを約束しました。但し、私が思ったり感じたことというのは時には感情的なものもあります。そういうものは“私の気持ち”として読んで下さい。読む側にどんな風に伝わるのかと考えるとまだ少し怖い気coldsweats01もしていますが、これは決して私の家族を傷付けたり愚痴る為に書いているのではないということを理解して頂けると幸いです。

さて、タイトルに~彼と私のもうひとつの闘病記~とありますが、この映画は単なるハートウォーミングな家族の物語ではありません。家族愛のほかにもとってもとっても大事なメッセージが込められています。私がこの映画を観たいと思う理由はそこにあります。それはこの映画の中で夫として登場する鴨志田さんが患っていた病気・・・アルコール依存症です。

アルコール依存症と言うと世間一般では“あぁ、アル中の人のことでしょ”とか“意思が弱くて飲んだくれちゃう人のことでしょ”とか“飲んで暴れる人のことでしょ”なんて言われてしまいがちですが、実は立派な精神疾患なんですね。簡単に言うと、脳が麻痺して“飲まなくちゃダメ~!”って指令が出続けてしまう。その為にその本人は飲まざるを得ない。そして飲みすぎて訳が分らなくなり、飲みすぎたことも分らなくなる。そんな感じです。

ちなみにウィキペディアにはこんな風に載っています。
以前は慢性アルコール中毒、略してアル中とも呼ばれていたこともある。かつては、このような状態になってしまうのは本人の意志が弱く、道徳観念や人間性が欠けているからだとの考え方で済まされて納得されてきていたが、最近では社会的な必要性からも医学のカバーする範囲がより拡大されていくことに伴って、医学的見地から精神疾患の一つとして治療を促す対象と考えられている。飲酒が自分の意志でコントロールできなくなる症状を精神的依存、震顫妄想などの退薬症状(離脱症状、リバウンドともいう)を身体的依存と言い、アルコール依存に限らず他の様々な薬物依存症も同じような特徴を持っている。

また症状としては・・・、
*自分の意志で飲酒のコントロールが出来なくなる。
*目が覚めている間、常にアルコールに対する強い
渇望感が生じる。
飲酒で様々なトラブルを起こし後で激しく後悔するも、それを忘れようとまた飲酒を続ける。
離脱症状(退薬・禁断症状)が出る。
耐性の増大。

だからね、ちゃんと【治療】を受けないと治らない。治ると言ってももう一生モノの病気として付き合っていく覚悟が必要なのです。そんな病気に・・・私の旦那さんがかかってしまった。ここからはその闘病記や経過を書いてpenいきます。それが少しでも一般の人達がこの病気を理解してくれるきっかけになったり、今家族や友人がこの病気で苦しんでいる人達の励ましpaperになればいいなと思います。チョット勇気がいるけど、頑張って書き進めていきますので良かったらお付き合い下さい。

【発病の兆し】

それは今から思い返すと結婚前に私が一時日本に帰国した時のこと。彼が日本へ来てくれた後、ハワイへ戻ってからもほぼ毎日スカイプでコンタクトを取っていました。ある日、見た目すんごい“いい調子”upの彼が画面の向こうにいました。なんだかチョット変、飲みすぎてないかぁ?と思いつつも、たまにはいいか~毎日一生懸命お仕事してるしね!なんて思って、そんなに気にも留めませんでした。しかしその後も何度か“いい調子”upになってる彼に遭遇することになります。それから数ヵ月後私がハワイへ戻ってからはほぼ“いい調子”upの彼は姿を現しませんでした。しかし結婚ringも決まりマラソンrunも終わり、ホッと一息新年を迎えた時に再び姿を現したのでした。

友人家族宅で新年バーベキューをしたその帰り、ふいにこの病気はやって来ました。旦那同士で随分“いい調子”で飲んでたな~とは思っていたのですが、ワインやビールだったので量はそれ程気にしていませんでした。帰り道フリーウェイを運転中car今日は飲みすぎたんじゃない?と言ったことから言い合いのようになった時のこと。彼が感情のコントロール不可能な状況に陥りダッシュボードを叩いて怒りを爆発impactさせたのです。運転している私はビックリ!だってこんな反応思ってもみなかったから。半分パニックになりながらも何とか家へ到着。その後は喋る気力もなくとにかくその日をやり過ごしました。

【エスカレート始まる】
まぁ、飲みすぎってのは誰にでも起きることだからね・・・とその日のことを忘れて日々過していた私。春先頃から何だかビール瓶beerが増えて来たことに気付く。家の近くにコンビニ24hoursがあるので買おうと思えばいつでも買える環境だったので、私が夜ワイキキで仕事してる間に飲んでたようです。ある日チョット飲みすぎじゃない?と正すと、そうかな~ととぼける彼。それからはチョコチョコと【隠れ飲み】が始まったのでした。隠れて飲むと言うよりは、飲んだ形跡を消す。だから飲んだ後にビール瓶を隠すのです。普段開けないクロゼットの奥とか、バスルームの洗面台の下とか・・・後から出て来た瓶を見て驚いたのは言うまでもありません。

それでもあんまり厳しく言ってもな~と思い、彼の自主性に任せるようにしていました。その頃彼の仕事のボスがメインランドでショップをオープンする関係でオアフを離れることが多くなり、実質彼が当地のマネージメントをすることに。メインランとのボスとお客様とそして彼の下についている従業員の間に挟まってかなり精神的にきつかったようですannoyもともと優しい性格の彼はどこにも吐き出すところがなかったのでしょう。そこで手が出たのがアルコールだったというわけです。誰にも迷惑を掛けず、一人でストレス発散できる方法としてはこれが一番の早道だったようです。それで仕事がきつくなればなる程飲むというアクションがエスカレートしていきました。

【お酒の種類が増える】

エスカレートしているとは言え、まだ泥酔とかそこまではいっていませんでした。でも飲むアルコールbarの種類が増えていったのは分かりました。前はワインとビールくらいだったのに、そこへ日本酒やウィスキー、強いウォッカなども入るようになっていったのです。もうそうなると味わって飲むとかいうことではなく、とにかくアルコールを身体に入れないと!という使命感みたいな感じで飲み続けるように・・・。私もこの頃になると本人を前に注意をしなくてはならない状況になって来ました。それでも“大丈夫だよ~”という彼。どこまで信用していいやら、自分の中でも迷いwobblyが生じていました。

【寝過ごすことも・・・】

そうしているうちに、ある日私が他島へ行く用事があってお迎えを頼んでいました。オアフへ帰って来る前に飛行機の到着時刻を確認して予定通りに到着airplaneしかし待っても待っても来ない・・・。何かおかしい?電話しても留守電になってしまいます。もう待ちくたびれて自分でバスbusで帰宅しました。そして玄関のドアを開けると大イビキをかいて大の字で横たわる彼がいました。私が戻ってもまだ気付かずに寝ている姿に腹が立ちました。少しすると私の気配に気が付いて起き出した彼eye“あれ、お帰り・・・”って。私の怒りimpactは頂点に達し、止め処も無く彼を責めていました。最近の飲酒態度も含めてまとめて不満をぶつけたのです。この頃から私も感情的になることが増えて、自分自身でもまずいなsweat02と思い始めていました。

さて、ここまではまだx2序の口なんですpaperこれから更なる展開が待ち受けています。続きはまた後日・・・pc
Mahalo&POIwave

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コメント

>heizoさん

コメ有難うございます。
この闘病記をアップしてから彼のチェックが入り、今後どういう風に書いていくかということについて家族ミーティングしました。

やっぱり私だけのことではないってことと、今彼がどういう気持ちでいるかを加味しながら、少しずつ書き進めていこうと思います。

読んで下さる方がこの“病気”について少しでも理解して頂ければと思っています。映画も是非見て欲しいと思うし・・・。

まぁ、映画は作ってるところもあるかも知れないけど、あれも実話をもとにしているのでリアルですね。でもうちはぜ~んぶリアルなので、それを皆さんに受け止めて貰いながら進めたらいいかなと思っています。

heizoさんのような言葉を掛けて頂くと書き進める勇気が湧きます。他の人からも反応が出始めているので、これからこの体験をシェアしていけたら幸いです。
Mahalowave

投稿: Maile | 2011年2月15日 (火) 08時44分

heizo です。
闘病記 序章 拝読させていただきました。ある意味、「告白」です・・よね。
こうしてマイリィさん自身の中でもクローズしたくなるようことを、第三者に向けてオープンにするまでには、きっと、夫婦として、パートナー同士として、一定の困難を克服したという二人の実感や協力してひとつの山をともに越えてきたという信頼感があるからできることだと思います。
 そして、もうひとつ、「時間」(二人の時間)も満ちてきたのだと思います。
 二人の間であったかも知れないちょっとした溝にまで時間で満たされ、二人の時間が満ち溢れてきたので、話し出すことができるようになったのではないでしょうか。
 これからも、お二人のため、そして同じ境遇の人たちのため、勇気を持って書き続けてください。読む側も真摯な気持ちで読みたいと思います。

投稿: heizo | 2011年2月15日 (火) 00時48分

>モコさん

早速コメ有難うございます。
正直迷いましたが、乗り越えてきたものがある私達だからこそ書ける事があると思って、思い切って書きました。

毎日かあさんの公開がすごく後押ししてくれたと思います。

コレまだ序の口ですが、1人でも多くの人に読んで貰ってこの病気への理解が広まればいいなと思っています。
Mahalowave

投稿: Maile | 2011年2月13日 (日) 18時21分

マジマジと読ませていただきました。

いつも明るい内容の日記ばかりだし
実際マイリィさんとお会いしてもポジティブで明るい人だったので
こんなに大変なことを乗り越えていたとは・・・信じられない。

乗り越えたから今の幸せな生活があるのでしょうけど。
続き読むのが怖いけど読ませていただきます。

投稿: モコ | 2011年2月13日 (日) 17時43分

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